米国投資ビザ EB-5 リスク考察
アメリカ投資永住権の紹介サイトは多く存在しますが、リスクの説明を行うサイトは, ほぼ皆無と思われます。当事務所では米国政府公式サイトも引用しながらリスクについて丁寧に解説致します
(Nov. 2024):
EB-5 米国投資永住権は、他の先進国投資永住権プログラム (e.g. カナダ投資永住権) とは異なり、投資先の事業運営に政府 (USCIS 米国移民局) は関与しておりません。投資先事業が予定通りの収益を上げられない場合、または事業中止という事態となった場合でも政府
(USCIS 米国移民局) は責任を一切負わず、グリーンカード不認可、投資金の保証はされません。EB-5 は申請を行う最初の段階で投資金を払い込みます。EB-5 投資リスクに関連した記述は米国政府 (USCIS 移民局) の下記公式サイトもご参照下さい:
☆ USCIS 公式サイト:
EB-5 Immigrant Investor Regional Centers
ここでは 2023年4月4日時点で 640 の Regional center が USCIS 認可リストに掲載されております。USCIS
プロジェクト認可は簡易審査で取得可能であり、USCIS 公式ページ中で "EB-5 投資リスク" について下記の様に明確に述べております:
USCIS approval of an EB-5 regional center application does not in any way:
- Constitute USCIS endorsement of the activities of that regional center;
- Guarantee compliance with U.S. securities laws; or
- Minimize or eliminate risk to the investor.
併せて同公式ウェブサイトの下記ページでは認可取消となった事業体リストを公表しております:
☆ USCIS 公式サイト:
Regional Center Terminations
544の Regional center・プロジェクトが認可取消となっております。認可取消の理由はプロジェクト運営会社が USCIS (米国移民局)
への報告義務を履行しなかったケース、プロジェクトそのものが地域経済貢献の見込みが無いと判断されたケース、プロジェクトが解消されたケース等となります。この場合はグリーンカードは認可されず、投資金返還も保証されません。
EB-5 ビザは投資完了後、短期間で発給されることがあり、短期間で米国渡航・居住が可能となる場合があります。しかし EB-5 ビザは条件付のビザであり、グリーンカード(永住権)ではありません。
原則 2年以内にフルタイム従業員10名以上の新規雇用創出・雇用を一定期間維持出来ない場合、EB-5 ビザから、グリーンカードへの切替・条件解除は認可されません。
米国移民局が認可したリージョナルセンター (全米に 1,000以上の Regional centers が存在) の中から投資するプロジェクトを選び
US$800,000 ~ US$1,050,000 の投資を行い 2年以内にフルタイム社員 10名以上の雇用創出、雇用状態を一定期間維持となっております。以上を踏まえリスクを抑えた良質のプロジェクトを選定することが必須となります。
当事務所では豊富な関連データを準備 (= データに基づいた、永住権グリーンカード認可の可能性)、リスク詳細・メカニズムをご説明致します。その上で
EB-5 申請を希望される方には、最もリスクが少ないと判断されるプロジェクトをご紹介致します。
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